フィンランド航空　Finnair Oy(AY/FIN)

フィンランド航空は、フィンランドのヘルシンキ・ヴァンター国際空港を拠点にする航空会社です。設立は1923年。「アエロ・オイ」という民間航空会社としてです。2010年現在国内16都市、国外55都市を結んでいます。
　日本からは、ヘルシンキと成田が毎日飛んでるほか、関西から毎日（冬期週5便）、中部からも週5便と大変充実してきました。実は航空路的に言うとフィンランドは、日本とヨーロッパの最短距離にあたり、上手に使えば移動時間が短く済みます。だから実はやや遅いエアバスA330であっても、やや速いB747-400でヨーロッパ主要都市に入るよりも速く行けるとの事です。（ただし、詳細に検討したことがありませんので実際のことは良くわかりません）。またエンジン3発のMD-11で日本路線を運行していたことも有名です。ただし、2009年7月より、A330-300に置き換えられてしまいました。
　個人的には、北欧を訪れた際、フィンランド国内でヘルシンキ−ロバニエミ（サンタクロース村で有名な北極圏の街）を往復しました(下のMD-82が搭乗した機体です)。まだインターネットでのチケット発券が難しい時だったので、（そこらの旅行代理店では日本発の券しか扱っていませんでしたので）「どうやってチケットを取ろうか？」と悩んだのですが、思い切って東京・新橋のフィンエアー日本支店に電話すると「ここで発券できます」との話。しかも往復で1万2千円でしたので即買しました。荷物のやりとりもスムーズで、とても快適なフライトでした。ただ、ロバニエミ−ヘルシンキの便の搭乗券は座席指定がなく「Free」の文字が・・・。小型機や小規模航空会社ではたまに見るものの、ちょっと目がテンでした。個人的にはその方がうれしいのですが・・・