世界の旅客機図鑑

撮影ガイド・空港紹介 コンゴーニャス空港 Aeroporto de Congonhas

 

コンゴーニャス空港 Aeroporto de Congonhas CGH / SBSP

 コンゴーニャス空港はブラジル・サンパウロにある国内線専用空港です。南米最大の都市、サンパウロの市街地空港として、非常に多くの航空機が発着するにも関わらず、1,940mと1,435mの2本の滑走路しかなく常に大混雑の空港です。公共交通機関はないものの、市の中心から8kmという地の利に加えて、国は大きいのに高速鉄道網が皆無という国内事情もからんで、2016年には年間利用者数が2000万人を超えたそうです。日本で言うならば新千歳空港を超えているレベルで、この乗客数を国内線用の中・小型機のみで達成していると言えば、いかに発着回数が多いのかお分かりでしょうか。非常に短い滑走路、狭いターミナルながらも、ひっきりなしに飛行機が発着する様子は圧巻です。
 ちなみに、貧富の差が極端に大きいのが途上国の常ですが、ここブラジルでもその差は歴然。サンパウロ市内には(冗談抜きで)多数のフェラーリやランボルギーニがホームレスの横を颯爽と抜けていくのですが、実はこのコンゴーニャスの敷地も、だれか一人の所有者の土地だったのを1919年に飛行場として整備したのだそうです。この場所は南端も崖、北端も崖でこれ以上滑走路を延長できない敷地になっており、それが短すぎる滑走路という大きな問題になり続けているのですが、未だ解決の方法もなく、今日も危険な状況で多数の飛行機が飛び続けているのが現状です。「南半球で一番混雑している空港」「世界の危険な空港ベスト10のうちのひとつ」などと呼ばれてしまうのは、そういう現実からだと思います。

 ブラジルですから、騒音問題なんかどこ吹く風で、住宅街すれすれを飛んでいきますから、飛行機好きにはとてもいいのですが、事故の心配は絶えません。実際にこの空港はパイロットたちから「空母」と呼ばれるほど、住宅街に孤島のように1940mの短い滑走路があるだけの空港で、何度も何度も事故が起こっています。中でも2007年7月7日に起きた「TAM航空3054便オーバーラン事故」は乗員乗客186名全員と地上の13名の199名が亡くなったという南米における最大の航空大惨事でした。

そんないろいろな意味で、 とても気になるコンゴーニャス空港を様々な方面から調べたので、ここに紹介します。

実は、このサイトの管理人はこのサンパウロに2011年から2014年ごろまで仕事で赴任していました。異国ですから赴任当初は飛行機撮影どころではなかったのですが、少しずつ生活にも慣れてくると、当然この飛行機群を撮影したくて周辺を回りました。しかし・・・。とにかく危険な場所です。そもそも南米はどこに行っても治安の危険が消えないのですが、特に危険なのが空港周辺です。市街地からそう遠くない場所にありながら、広大な敷地を必要とする空港周辺は、どうしてもスラム街ができやすいのです。また航空機を使う旅客は強盗からすれば上客で、しかも地の利に明るくないとすれば格好の獲物になります。結果的にどうしても空港周辺は犯罪が絶えないことになります。ですので、現地の方からも「空港周辺は危ない」「近くに行くときは細心の注意を」と言われ、ましてや大きなカメラを持って周辺をうろつくなんて言語道断!というのが南米の常識です。 
よって、「ブラジルの空港周辺のヒコーキ撮影の最適スポット」なんてことはだれも捜索せず、そのような記事もweb上にもなんにもないのですが、そうは言っても、せっかくの飛行機を写真に収めたい・・・と考えたワタシは、時間をかけて空港周辺をまわり、それなりの良い撮影場所を見つけました!。アビアンカ・ブラジル や TAM航空 の写真はそうやって撮影したものです。皆様の何かの参考になれば幸いです。

名称

コンゴーニャス空港 Aeroporto de Congonhas ( IATA: CGH / ICAO: SBSP)
所在地
ブラジル サンパウロ州 サンパウロ
Av. Washington Luís, Vila Congonhas, São Paulo - SP
滑走路
17R/35L 1,940 m 、17L/35R 1,435 m  計2本
ここで見られる機体
A320.A319.A318.B737-800.その他ビジネスジェット機など
注意点
とにかく治安が悪い。普通の日本人が気軽に周辺を出歩くのはやめておいた方が無難。旅客としても、搭乗時、到着時に色々な強盗、スリがいるのでかなり注意が必要。
ターミナル内での撮影スポット
一般で入れるエリアに飛行機が見られるスポットはありません。旅客としてターミナル内に入れば、ほぼ全貌が見渡せ、多くの機体を見ることができます。
周辺の撮影スポット

周辺は治安的に非常に危険であり、また目の前の道路は常に渋滞地帯なので、車を止めて撮影するのも難しいです。正直言って「飛行機の写真を撮る」どころの話ではありません。・・・・ただし、オススメはできませんが、いろいろな条件がそろえば絶好の撮影ポイントを探しました!以下に紹介するので、もし、可能ならばぜひ。ただし、車がないとアクセスは危険でしょう。(しかもブラジル国内は日本の国際免許では運転できませんから、日本以外の国の運転免許が必要だったりしてかなりハードルが高いと思います)タクシーでも行けないこともないのですが、タクシーも100%安全とは言えませんし、英語は100%通じないので、この場所を訪れる一番現実的な方法は、サンパウロにある日系の旅行会社に連絡をしておいて、車をチャーターしておく方法かな、と思います。(そこまでしていく方がどれだけいるのか疑問ですが)

アクセス
タクシーまたはバス。公共交通機関はありません。ただし慢性的な渋滞のため、時間帯によっては周辺道路が全く動かないことも多いです。

 

【サンパウロ・コンゴーニャス空港】
この空港周辺で、こんな写真が撮れるスポットを発見しました!(詳しくは下部へ)
【サンパウロ・コンゴーニャス空港】
上と同じ地点で24mmの広角で撮るとこんな感じ
【空港の北端】
上の地図の場所がここです。この空港滑走路の北端で、幹線道路の際まで来ています。

【空港の北端】
1940mしかない滑走路の北端なので、南向きに離陸する際はここでターンオーバーして離陸します。着陸も同じ滑走路を使うので、朝夕の繁忙期は、幹線の車から見ても飛行機が並んでいるのを見ることができます。

【空港の北端】
滑走路の北端は、大きな幹線道路(Av. Washington Luís アベニ―ダ・ワシントンルイス)になっています。ここに巨大な誘導灯の建築物が建っていて、この空港の象徴的な建物になっています。
【空港の北端】
上の写真を空港側から見たところです。市街地に向かって誘導灯が並んでいるのが見えます。
【空港の北端】
大都市の中心部近くに、こんなに巨大な建造物を作っていいものでしょうか?
【空港の北端】
壁に書かれているのは 「立ち入り制限区域”許可なく立ち入ると法律によって厳罰に処せられます”」との表示。
【空港の北端】
滑走路の北端です。分かりやすいように白とオレンジのチェックになっています。
【空港の北端】
超巨大な誘導灯の建造物。道にはみ出しているのは気のせいではなく、単に敷地が足りないためです。
【空港の北端】
ここで飛行機の写真を撮っても良いのですが、治安が良くない場所で、かつ渋滞激しい幹線道路のすぐ隣で、目立ちまくるのが困ります。車を脇にとめて、ササッと撮るのがせいぜいです。
【空港の北端】
路上駐車状態ですが、休日の早朝ならじゃまにならなそうな感じです。
【空港の北端】
こうやって見ると、巨大な誘導灯がなければ刑務所の壁のようです。
【空港の北端】
この場所を飛行機はこうやって通っていきます。
【空港の北端】
A320の着陸滑走距離は約1550m。離陸滑走距離は1650mですので、1940mあれば理論的にはなんとか・・・・と思いますが、それでもギリギリですよね。よって滑走路北壁がチェック模様をしているのも、分かる気がします。さすがネット上で”世界のヤバイ空港10選”などに選ばれている空港です。
【空港の北端】
B737-800型も良く飛来しますが、裁判所で「B737NGシリーズには離陸距離が不十分」といって停止命令が出た気がします。結局覆ってそのままですが。

【ショッピングセンターから見ると】
近くにある イビラプエラ ショッピングセンター Shopping Ibirapueraの屋上駐車場からみた空港方面。完全な住宅・商業街ですが、誘導灯の柱が林立していることが分かります。

空港ターミナルの紹介 Terminal do aeroporto
【コンゴーニャス空港ターミナル】
これが道路側からみた空港ターミナル全貌です。非常に小さい、日本で言う第三種空港のような建物です。

【道路から入った場所の案内板】
目の前の幹線道路から、空港に入るとこんな表示が出ます。右側が出発・到着ロビー(Embarque. Desembarque)、左側が駐車場(Estacionamento)です。

【車の乗降場所】
空港ターミナルは単に縦に長い構造の建物1本しかありませんから、こんな感じで車から乗降できます。
【空港ターミナル】
空港のターミナル本体です。
【駐車場】
それほど広くない地下駐車場。それでも拡張工事をしたらしいのですが。
【駐車場の支払い】
駐車代金はこんな窓口で支払います。値段は一日とめて2000円くらいだったような。とにかく駐車代が高い国なので、各段高い値段ではありません。
【空港ターミナルへ】
駐車場を上に出ると空港ターミナルはこんな感じに見えます。
【チェックインカウンターに近い乗降場所】
縦長のターミナルの続きはこんな感じ。タクシーの車列はここにいます。
【上記の場所を進むと】
上の場所を進むと、先に紹介した巨大な誘導灯の建物、つまり滑走路の北端に出ます。
【ターミナル内】
小さくて古いターミナルですが、年間2000万人も利用する場所ですので、最低限のいろいろな施設はあります。
【ターミナル内にて】
簡単な軽食やレストランも数件入っています。お値段は市価よりやや高め。
【搭乗口】
ここが搭乗する際の入口です。国内線専用空港ですから、出入国審査はなく、ここを過ぎるとセキュリティ検査場だけがあります。
【案内表示板】
・・・この表示。実はものすごく大切です。これだけ大混雑の空港で、しかもテキトーが基本の南米ですので、チケットに印刷されている搭乗口と、実際の搭乗口が違うのです。個人的な感想では5〜6割の確率で変更されていました。よって、常にこの表示で確認しないと、搭乗を見逃すことになります。
【ターミナル内】
横長の建物なので、長さ的には十分な解放感があります。
【ターミナル内】
いわゆる普通のブラジル国内と同様なつくりの待合室。
【ターミナル内】
案内表示はそれなりに充実。
【ターミナル内】
目の前が滑走路ですので、手前を過ぎる機体が良く見えます。
【ターミナル内】
パイロットに挨拶すらできそうな距離感。
【ターミナル内】
ボーディングブリッジは待合室からすぐ目の前。コンパクトな空港ならではのメリットです。
【バスでの搭乗】
発着便数がとにかく多いので、実はバス移動もそこそこあります。個人的には飛行機に直接触れられるので、こちらの搭乗方法が大好きです。
【機内から見ると】
周りからは見えませんが、ほんのわずかですが、機体を休める場所もあります。
【機内から見ると】
この場所、実は2012年頃まで、破綻したVASP航空などの廃棄機体が捨てられていた場所です。多い時は10機近かったとか。それをW杯やリオ五輪が近づいたということでようやく片づけ、すっきりしました。以前は幹線道路からも、廃棄機体の尻尾が大きく見えていました。
【機内から見ると】
狭くて汚い空港ターミナルですが、一応2階建てになっていることが分かります。
【機内から見ると】
サンパウロはお金持ちも非常に多いところで、プライベートジェットやプライベートヘリだらけの街です。この狭い空港内にもビジネスジェットの格納庫が所狭しと並んでいます。
【機内から見ると】
サンパウロ市内には、小型機専用の空港もあるのですが、そこはもっと滑走路が短いので、やはりここに機体を置いておく方必要があるのかもしれません。
【離陸します!】
離陸前に、滑走路の南端まできました。それにしても短い滑走路だなぁ。
【離陸します!】
端まできましたので、ここで転向します。
【離陸します!】
いよいよ離陸!
【離陸します!】
余裕を持って離陸したいところですが、残り200mくらいの北端ギリギリで飛び立ちます。
【離陸します!】
空港ターミナル全景と隣の幹線道路が見えます。
【離陸します!】
それにしても都会の真ん中にありますね。
【離陸します!】
サンパウロ市内に住み始めた時、常に飛行機の音がしていて、「おおお」と思ったのですが、市街地中心部に空港があれば、そこから飛びたてば、当然大きな音がするはずですし、機内から外を見ればまだ低い位置に市街地が見えるわけです。
【離陸します!】
サンパウロの街並み。東京圏より人口が多い、超大都会。高度が低いので遊覧飛行のように眼下の景色がよくわかります。
【離陸します!】
サンパウロの中心部付近です。A320に乗って上空より自宅付近を眺めるとは・・・なんとも不思議な感じです。

 

 

写真撮影スポットの紹介 Ponto da foto
では、この空港の飛行機を撮影するための撮影スポットを紹介します。自分が時間をかけて探した場所なので、しっかりとした写真が撮れる場所なのですが、あまり人様に自信をもってオススメすることができない場所です。その理由も含めて紹介します。
【サンパウロ市街地の紹介】
この地は日本の環境とあまりにも違いすぎるため、まずはサンパウロの紹介から始めます。治安の悪い南米の中でも、空港周辺は特に治安が悪いと書きました。理由はさまざまですが、生活に困っている方が多く住み、犯罪が絶えないのです。
【サンパウロ市街地】
サンパウロ市内では、こういう路地もたくさんあります。昼間でも銃を使った強盗・殺人が多く発生し、付近では麻薬の取引も盛んです。
【サンパウロのスラム街 favela 】
ブラジルではこういった貧民街ファベーラfavela が至るところに存在します。人々が勝手に家を作り住んでいる場所です。水道などのインフラは当然皆無で、電気は近くの電柱から盗電しています。
【サンパウロのスラム街 favela 】
高級住宅街の隣がファベーラ、ということもよくあります。
【サンパウロのスラム街 favela 】
ホームレスの方々もいたるところで見かけます。気候に関して言えば日本よりやや温暖なためか、冬でも路上生活はそんなに苦にならないのかもしれません。
【夕方の空港前の道路】
サンパウロを悩ます別の問題の一つが”渋滞”。国の方針で、鉄道などの公共交通機関を重視してこなかったこの国では、交通インフラが貧弱です。結果的に自動車に頼ることになり、道路は常に渋滞しています。
【路上はいつもこんな感じ】
そして、渋滞している路上では様々な物売りの方があらわれます。最悪なのが、この状態で拳銃を持った強盗も現れるということです。よって日系企業の現地駐在員の車の多くは防弾車なのですが、自分は普通の車を買ったのでちょっとドキドキでした。
コンゴーニャス空港の、最適撮影スポットを紹介!
【撮影スポット紹介!】
上のgoogleの地図を見てください。一見なんの変哲もない場所なのですが、ここが自分がこの空港の回りを何度も調査して見つけた自分なりの最適撮影ポイントなのです!。この場所の奥の丘がベストポイントです。ストリートビューでこの写真の位置までは見られるので確認してください。
【撮影スポット紹介!】
撮影スポットは丘の上ですので、この建物の左側の階段を上ります。そこが撮影ポイントです。 この撮影スポットは、とても良い状態で飛行機が撮影できます。ただし・・・・。とてつもない問題もあるのです。それはここが「かなり危険なにおいのする場所」だからです。
【撮影スポット紹介!】
建物横の明らかに汚い階段を上るとそこにはごみが散乱しています。
【撮影スポット紹介!】
上まで登りきるとこんな感じ。
【撮影スポット紹介!】
写真では分かりにくいのですが、単なるごみとは違います。便器、寝具、衣類などに交じって、食べ物のかす、ゴミをあさって食べたかすなどが強烈な悪臭と共に散乱しています。
【撮影スポット紹介!】
ここを訪れるたび、ゴミの内容は少しずつ変わるのですが、女性の下着、人糞などはかわいいもので、使用済み性的なゴム、注射器などたくさん見えると本能的に「ヤバイ」って気がします。正直言って、人骨や人の死体があっても不思議はないです。
【撮影スポット紹介!】
壁の回りは常に悪臭がしています。誰かが生活をし、ついでに排泄をしているのだと思います。
【撮影スポット紹介!】
一目につかず、2方向をよけられる場所なので、ゴミで拾ったテントらしきものを吊ってあることもあります。

【撮影スポット紹介!】
ときどき、警察や市当局が入って片づけをするらしく、きれいになっている時もあります。ここを住居としている住人もその都度変わっている 気がします。

【撮影スポット紹介!】
そうそう、空港の方角を見るとこんな感じです。

【撮影スポット紹介!】
下には一番最初に車を置いたロータリーが見えます。あまりにもこの丘に近い場所に車をとめると車をいたずらする悪人を監視できないので、奥過ぎない場所にとめるのがポイントです。

【撮影スポット紹介!】
撮影スポット全景!。背後に犯罪のかおりがするゴミが散乱しているのを気にしなければなかなかの眺めです。
【撮影スポット紹介!】
小高い丘からは、滑走路の南端部分がしっかり見えます。時期によって手前のバナナの木が邪魔になるのですが、位置を工夫すれば問題ありません。
【撮影スポット紹介!】
左側から飛行機がガンガンやってきます。その頻度は、まさに数分に一度。羽田空港のメイン滑走路の2倍くらい濃縮されています。
【撮影スポット紹介!】
バナナの木が成長したバージョン。
【撮影スポット紹介!】
ホームレスの方さえいなければ、とりあえず回りの様子は全てつかめるので、短時間だけなら安全は確保できる場所です。
【撮影スポット紹介!】
飛行機は住宅街の上をこうやって飛んできます。
【撮影スポット紹介!】
APS-Cの一眼で200mのレンズがあればこれが撮影できます。この距離感がすごくいいです。ちなみにこの風景を24mmに広げると・・・。
【撮影スポット紹介!】
こんな感じになります。上の写真と同じ状態で24mmで撮影しています。
【撮影スポット紹介!】
遠くに飛行機の垂直尾翼が並んでいるのが見えるでしょうか?とにかく混雑している空港なので、離陸待ちになるのは日常です。そして右側の柵に目をやると・・・
【撮影スポット紹介!】
上部には気合の入った有刺鉄線が。高さも幅も50cmほどあり、普通は乗り越えられない柵ですが、やっぱり超える人はいるんですよね。
【撮影スポット紹介!】
空港警備の車が定期的に巡回しています。ブラジルですから当然、拳銃・ライフルは装備の方々が複数乗車しているはずです。
【撮影スポット紹介!】
小型機エリアにジェット燃料を運ぶ車が通ります。
【撮影スポット紹介!】
住民の方もいらっしゃるのですが・・・。
【撮影スポット紹介!】
おお、この場所の住民らしきホームレスの方がきました。中年の女性の方ですね。こういった場合、いらぬトラブルを起こさないように、目を合わせないように、そっとこの場を立ち去る自分です・・・。
【撮影スポット紹介!】
この場所には警官の方の巡視場所になっているようです。安心・・・というより、残念ながらそれだけ犯罪が日常に起こっている場所、という証拠です。
【撮影スポット紹介!】
飛行機の撮影にはこんなにいい場所なのに・・・。
【撮影スポット紹介!】
風向きによっては、こちらから離陸する場合も。こんな感じに撮影できます。
【撮影スポット紹介!】
ちなみにこの場所を離陸する飛行機から見るとこんな感じでした。こう見ると普通の場所に見えますが・・。

 

墜落事故現場 慰霊公園  Memorial 17 de Julho
【墜落事故現場 Memorial 17 de Julho】
コンゴーニャス空港を語るには、やはりこの事故を避けては通れません。この空港は様々な面から危険を指摘されてきましたが、それが現実となってしまったのが、2007年7月7日に起きた「TAM航空3054便オーバーラン事故」です。乗員乗客186名全員と地上の13名の199名が亡くなってしまった大惨劇です。
【墜落事故現場 Memorial 17 de Julho】
大雨の中午後7時ころ、ポルトアレグレから到着したA320が1940mの滑走路をオーバーランし、幹線道路を飛び越え、反対側にあった貨物保管ビルとガソリンスタンドに激突して爆発・炎上してしまいました。
【墜落事故現場 Memorial 17 de Julho】
今はその事故現場が慰霊公園として整備されています。
【墜落事故現場 Memorial 17 de Julho】
幹線道路を挟んで、誘導灯のタワーと滑走路が目の前です。この時のことを現地の方に聞くと、異口同音に「ものすごい音がして・・・。赤く燃えた炎が見えて・・・」と市街地の空港で起きた大惨劇はいつまでも脳裏に残っているそうです。
【墜落事故現場 Memorial 17 de Julho】
公園の中心には1本の樹があって、その回りは池になっていました。今は・・とても静かな、静寂が訪れています。
【墜落事故現場 Memorial 17 de Julho】
サンパウロ市街、いたるところにいるホームレスさんもいませんでしたし、落書きもこの公園には見当たりませんでした。
【墜落事故現場 Memorial 17 de Julho】
サンパウロ州が作った「7月7日の記念の場所」の碑
【墜落事故現場 Memorial 17 de Julho】
「2007年7月7日.この場所でTAM航空JJ3054便により199人の尊い命が奪われてしまいました。犠牲となられた方の冥福を祈り、そして御家族がこの生き残った樹と共により良い人生を歩んでいけるように、この場所を作りました(要約)」。そうなんですね、この池の真ん中の樹は大惨事の中、生き残った樹のようです。
【墜落事故現場 Memorial 17 de Julho】
生き残った樹の池の周りには・・・。良く見るとお名前が彫ってあります。
・・・・犠牲になった方々のお名前なのでしょう。
【墜落事故現場 Memorial 17 de Julho】
・・・日系人の方のお名前も多数見受けられました。本当に多くの方が亡くなってしまったことが伺えます。
【墜落事故現場 Memorial 17 de Julho】
慰霊公園は幹線道路を挟んで滑走路の目の前です。危険性が指摘されていることは十分承知ですが、その解決方法となると、場所・費用などあまりにも問題が多すぎて非常に困難なことを感じます。

【墜落事故現場の近くにて】
話題を変えて。公園の近くに ふと、「ひこうき HIKOUKI」と書かれたお店を発見しました。寿司屋のようですが何度かその前を通っても閉まっていました。こんなところで日系人の方が経営しているのでしょうか?日系の方は、リベルダージと呼ばれる東洋人街に多いのでここら辺では珍しいです・・・。

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