ガルーダ・インドネシア航空
Perusahaan Penerbangan Garuda Indonesia(GA/GIA)

ガルーダ・インドネシア航空は、ジャカルタのスカルノハッタ国際空港を拠点にするインドネシアの国営航空会社です。1949年に設立され、当初は旧宗主国のKLMオランダ航空が運航していた諸島間運航を引き継ぐ形で運航していました。「ガルーダ」とは、インドネシアの国章でもあるヒンドゥー教の神鳥ガル−ダから。この鳥はヴィシュヌ神を乗せ、天空を駆け抜ける神の事です。
2007年に、EUが「安全性に問題」として他の全てのインドネシアの航空会社とともにEU域内への乗り入れ禁止を決定されてしまいました。またアメリカ連邦航空局（FAA）も、インドネシアの全ての航空会社は、ICAO基準の安全性がないとし、ガルーダ・インドネシア航空の搭乗予定者に注意を呼びかけ、「スカイチーム」との提携も旅客・貨物ともすべて中止してしまいました。確かにこの会社は14回の死亡事故を起こしてしまっています。しかし、EU側は機材更新その他の改善により、禁止解除を出し、2010年6月よりジャカルタ／ドバイ／アムステルダム線の運航を再開しています。
　個人的には、かなり前に成田−ジャカルタ-デンパサールに搭乗しましたが、B747-400なのに、映像アメニティが全くないのにびっくり。その上日本発の路線に(当時は常識でもあった)日本人乗務員が全くいなかったのにびっくりした記憶があります。