ヴォルガ・ドニエプル航空(ロシア連邦).アントノフ An-124-100(RA-82077).中部国際空港 2019 Volga-Dnepr Airlines (VI/VDA)Russia.Antonov An-124-100(RA-82077) at. Chubu Centrair International Airport (NGO/RJGG) .Japan. 2019 |
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ヴォルガ・ドニエプル航空(ロシア連邦).アントノフ An-124(RA-82043).中部国際空港 2017 |
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【凡例】※全て判明分のみ記載 |
アントノフAn-124 ルスラーン
Antonov An-124 Руслан
アントノフ An-124(ロシア表記Ан-124)は、旧ソビエト連邦のアントノフ設計局(現:アントノフ)が設計した大型輸送機です。世界最大の航空機としてはAn-225 ムリーヤ(Ан-225 Мр?я)が有名ですが、An-255もこのAn-124をベースに、しかも1機しか作成されておらず、量産された航空機としては世界最大と言っても良い超大型機です。また、2017年6月には「世界最大の航空機」として、マイクロソフト共同創業者のポール・アレンが率いる、宇宙開発を目指す民間企業ストラトローンチ・システムズStratolaunch Systemsが、空中発射ロケットの母船として、モデル351 ロック Model351 Rocという試作機を発表しましたが、名実ともに実験段階ですので、やはり量産されている超大型機としては当機と言えると思います。NATOコードネームで、コンドル(Condor)と名付けられていますが、ルスラーン Руслан というロシア語の愛称で親しまれています。1986年に運用が開始され、2004年の生産中止まで56機が製造されました。乗員は6名(操縦士2名、航空機関士2名、航法士1名、通信士1名)など設計は古いのですが、150tもの荷物を運べ、不整地でも着陸できる強い着陸装置や、4重の操縦システムなどを備えた唯一無二の機体で、世界各地の空港にチャーター機として様々なものを運んでします。