世界の旅客機図鑑

機種別写真集

ツポレフ 104

Tupolev 104 

Tu-104 ツポレフ104は、ソビエトのツポレフ設計局が最初に開発したターボジェット双発旅客機です。営業運行したジェット旅客機としては、イギリスの コメット(1949年に初飛行)に次ぐ2番目の機体で、その存在が西側諸国に知られるようになったのは、1956年にソ連最高指導者ニキータ・フルシチョフがイギリスに同機で訪問した時からです。この時、イギリスではすでにコメットがあったのですが、この時コメットは、謎の墜落事故が相次ぎ、営業運行停止に追い込まれていたときでしたので、この機体の存在は、西側にものすごい衝撃を与えました。とはいうものの、いきなり旅客機を製造したわけではなく、軍用の中距離爆撃機Tu-16をベースに作られていたため、客室内に段差があり、容量が狭いなど、様々な制約がありました。それでも最高速度は950km/h、巡航速度は750km。座席数は最大100という当時とすれは、かなり優秀な機体でした。1956年から直ちにアエロフロートの主力旅客機となり、翌57年9月には、モスクワのブヌコボ空港からアメリカのニューヨークに飛行し、ソ連のジェット機開発における優位性を示すものとして西側にも大きく報道されたようです。タイヤや空力ブレーキ性能が現在ほど優れていなかったので、着陸時には減速用のパラシュートを使うことも多かったようです。

保存機(詳細不明),ツポレフ104.チェコ、リトミッシェル郊外の公園にて.2002 (街歩きをしていたら小さな公園の片隅に置かれていました。かつては売店に使われていたようですが、その後放棄され荒れ放題でした)
Airline and register are unclear .Tupolev104.at Litomysl city.Czech 2002

【凡例】※全て判明分のみ記載
航空会社名.(国籍).機種名.(登録記号).
エンジン(数、エンジンメーカー、形式)
座席( F:ファーストクラス.C:ビジネスクラス.PY:プレミアムエコノミー.Y:エコノミークラス)
前籍(その機体が以前に持っていた登録記号があれば記載)
製造(工場からの出荷年), 最大離陸重量. 撮影場所(撮影国). 撮影年
【Description】
Name of airline.
(Airline code :IATA/ICAO).
Name of Country.
Type of aircraft.(Registration number)

powered by:number of engines.manufacturer.a exact type of engines
mtow:maximum take-off weight
config:a exact seating-configuration
preID:previous identity( registration number)
mfd:month and year of manufacture
at XXX airport
:airport name(IATA code(3-letter)/ICAO (4-letter)).Country.Photo taken year

1 

このサイトについて | サイトマップ | 著作権について | 連絡先 | ©2010 BUNBUN Media Factory Inc.