世界の旅客機図鑑

香港国際空港

香港国際空港  Hong Kong International Airport /Chek Lap Kok International Airport(IATA code:HKG / ICAO code:VHHH)

 

中華人民共和国香港特別行政区にあります。「赤?角國際機場」(チェクラップコク国際空港)とも呼ばれ、かつて、市街地の九龍にあった啓徳空港を閉港し、香港の中国返還の1年後、1998年7月に開港しました。かつての啓徳空港は繁華街に隣接し、利用客にとっては便利だったものの、非常に手狭でボーディングブリッジなども慢性的に不足していた上、離着陸も難しく様々な問題を抱えていました。このチェクラップコク国際空港は、中国返還を機に開港しようと九龍半島西、ランタオ島沖の赤?角島(チェクラップコク島)を削って建設が始まりましたが、工事遅延により返還時には間に合わず、1年遅れて開港したものです。開港時には様々な運用トラブルがあったようですが、現在は「非常に使いやすく・快適な空港」として定評があります。

 

空港全景。3800mの滑走路が海側と陸側にあります。

敷地中央にある管制塔。
ターミナルには、(当たり前ですが)CX機がたくさん。
駐機スポットにも興味深いエアラインの機体が多数います。
海側滑走路(07L/25R, 3800 m)に着陸する中国東方航空機。一般的な運用として着陸が海側滑走路、離陸が陸側滑走路(07R/25L, 3800 m)になることが多いです。ターミナルからでも着陸機体が十分撮影できます。ただし300mm程度の望遠レンズは必要です。
ターミナルの内部。非常に開放的。
いろいろな機体が24時間、ひっきりなしに到着・出発していきます。

 

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