博物館展示機 Hawker Siddeley(U.K.) HS.125 .Brazilian Air Force.Museu TAM.Sao Caelos.Sao Paulo.Brasil.2012 |
|
【凡例】※全て判明分のみ記載 |
ホーカー・シドレー HS.125
Hawker Siddeley HS.125
ホーカー・シドレー Hawker Siddeley HS.125 はイギリスの航空機メーカーであるデ・ハビランド社が開発した双発ジェット旅客機です。はじめは1960年代にデ・ハビランド社がDH.125 ジェットドラゴン DH.125 Jet Dragon の名称で開発しました。初飛行は1962年。その後デ・ハビランドが、経営難からホーカー・シドレー社に買収されてしまいますが、ホーカー・シドレー社はDH.125を「HS.125」として製造を引き継ぎました。しかし、1977年にホーカー・シドレー社がブリティッシュ・エアロスペース社に統合されると、再度「BAe 125」と名称変更。機体やエンジンの改修・変更を経て、現在も、ホーカー 800シリーズとして製造と販売を続けています。
なお、これを撮影したのは、ブラジル・サンパウロ州にあるTAM航空博物館です。ロッキードL-049でも書いたのですが、大都会サンパウロから300kmほど離れた田舎に、どーーんとある巨大な博物館で、日本では見られない様々な機体が展示されています。また整備工場も隣接されていて飛行機好きの自分には天国のような場所でした。T非常に残念なことですが、2016年1月29日より閉鎖されています。現地のサイトを見ると、メンテナンス中とも書いてあるものもあるのですが、「財務状況が悪化したため閉鎖した」と書いてある記事もあります。非常に贅沢に、しかも丁寧に作ってあった博物館なので大変な費用がかかっているのは良くわかるのですが、数々の機体の行く末もすごく心配です